仮囲い鋼板を設置するにあたり、その方法も多数あります。ここで、一般的な設置方法を紹介いたします。
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パイプ・クランプ式
仮囲い鋼板の設置にあたり最もシンプルでポピュラーな方法です。低コストな反面、単管パイプの支柱単独では風荷重に対して弱いため、控え材で補強をしなければならず、敷地内に相応のスペースが必要です。
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H形鋼2列据置式
仮囲い鋼板の設置場所に杭打ちや堀削等が出来ず、地面に骨組みを固定できない場合は、H鋼などの鋼材を敷き、それに固定するやり方があります。使用する鋼材の寸法や敷設の方法は状況によって様々です。
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H形鋼支柱杭式(コンクリート基礎式)
パイプ・クランプ式の方法のように、仮囲い鋼板の背後に控えの補強を施すスペースがない場合、H鋼を支柱として使用すれば控えが無くても充分な強度を確保できます。パイプ・クランプ式と比べればコストはかかりますが、設置場所が狭かったり、仮囲い鋼板背後のスペースを有効活用したい場合にお勧めです。H鋼の設置の仕方はH鋼を地面に直接打ち込む方法と、コンクリートの基礎を地面に設置しそれにH鋼を固定する方法があります。
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